遅口・汁口

実は1月からピンポイントで受けられる研修を受けています。私のテーマは「刷毛目の改善」。

漆は焼くと乾かなくなっていくのですが、漆屋さんに「不乾漆」として注文出来たりします。1月はその不乾漆と通常の漆を割合を変えながら調合していろいろと試していました。

人によって塗り方も違うので何が正解というのは無い気がしますが、私の場合は不乾漆と調合しても成果はイマイチ。

ということで、次のお試しとして遅口で汁口の漆を注文してみました。

遅口って普段の生活では聞かない単語ですよね~。これはあらかじめ漆が硬化していく(乾く)速度をゆっくり目に調整してから販売してもらう時に「遅口で」なんて注文をします。

汁口は、わやらかめという意味です。粘度調整のことです。

今日は届いたばかりの遅口・汁口の漆で初めて塗ってみましたが、、、今までで一番いい感じに!明日、またどうなっているか上塗り室に入って確認しようかな🤗

ずっと改善への出口が見えずにモヤモヤしていたので、なんだか今日は気持ちがホッとしています。

漆は奥が深いですね。